‘リニューアル’ カテゴリーのアーカイブ

アクアリウムと風水~その3

2012/02/26

誰しも1度は、お祭りの金魚すくいで、とってきた金魚を飼った経験があるのではないでしょうか。

せっかくとってきた金魚、当然のことながら命あるものだからと、ひと揃え器具を買ってはみたものの、なかなかメンテナンスが追い付かず水槽がコケだらけになったり、さまざまなトラブルに見舞われたこともあろうかと思います。

そこらへんのことは、また次回といたしまして、今回は、前述いたしました、「なぜ、レイアウトの工夫が必要なのか?」ということについて、ご説明いたします。

金魚を水槽で飼ったとき、必ずと言っていいほど、ある水草を入れた経験があると思うのですが、

カボンバという水草です。一般の方が、水草と言えば、真っ先に連想されるほど、ポピュラーな水草です。金魚を飼って、金魚だけだと水槽の中がさびしいし、エサにもなるからと、このカボンバを水槽に入れて一昼夜・・・

あらあら、水面に、カボンバが全部浮いてしまっているとか、そんなご経験はありませんか?


アクアリウムと風水~その2

2012/02/05

「角の無い水槽(当然ですが、水槽台も)」は、少々知恵を絞る必要がございましたが、コトブキ工芸様の、既存水槽で、正面角がラウンドしている「レグラスR」という商品がありましたので、それを用いることにいたしました。水槽台は、幸運なことに、事務所に丸テーブルが、絶妙の高さでありましたので、それを使わせていただき、リニューアルを開始いたしました。

「赤い金魚が6匹」の条件は、導入時、また、導入から定着までの管理をしっかりする必要があると思いましたが、「そもそも金魚は赤だし、強い生き物だよな!」と、浅はかな経験則から、そう理解し、条件の実現には問題なしと判断しておりました。(のちのち分かったことですが、「金魚」には、とてつもない歴史と、一つの完成された世界が存在しており、とても奥深い世界が存在します)

残り、一番問題としましたのが、「金魚水槽におけるレイアウトの工夫はいかに!」ということでございました。

そして、導きだしました答えが、

↑これです。和のテイストを用いた、テラリウム形式としてみました。


アクアリウムと風水~その1

2012/01/28

お久しぶりの更新でございます。前々回、反省の弁を述べ、リスタートしたはずなのですが、大変申し訳ございませんでした。K様よりも、「そろそろ更新を・・・」と、コメントを頂戴し、お恥ずかしい限りでございます。

さて、で、ございますが、おさぼりの間、ありがたいことに、お客様のご厚意で、いくつかリニューアルをさせていただきました。そのうちの一つが、

「あつこデザインスタジオ」様                                  http://www.atsuko-design.com/

のアクアリウムです。以前は、TS-FACEモデルの水草水槽を置いていただいておりましたが、事務所を移転されると同時に、ありがたいことですが、水槽を大きくしたいとのご希望を受け、移設と同時にリニューアルを行いました。

写真を見ていただくとお気づきになるかと存じますが、もう1点特記事項がありまして・・・、

そうなんです!

「金魚」水槽なのです!!

以前、このブログでも書かせていただきましたが、あつこデザインスタジオ様は、風水を取り入れた設計施工を行う、「コンサルティング型の住宅メーカー」で、当然のことながら、置かせていただくアクアリウムも、「風水」を考えたものとなります。

「赤い金魚6匹」が「角の無い水槽」で元気に泳ぐこと・・・

このテーマで、リニューアルプロジェクトが、スタートいたしました。

 


もりの木リニューアルプロジェクト~誕生~

2010/06/08

更新が遅くなりましたが、

もりの木クリニック様 オーダーメイド水槽(W1800×D250×H500)が誕生いたしました!                             美観はもちろんですが、子どもたちが安心して楽しめるように、配管や配線の露出を最小限に抑え、すっきりと美しい水槽が立ち上げられました(^o^)/  水槽周りのソファに座り、真直にお魚やエビを観賞するも良し!少し離れたソファに座り水面の揺らぎや水草の景色を楽しむも良し!  高梨院長先生にも「これはいいね♪」とお褒めを頂戴いたしました。

3週目のメンテナンスを終えましたが、水質や生体にも異常なく、きわめて順調です(^_-)-☆

カエルや亀のかくれんぼをさせてみました。

子どもたちにすぐに見つかってしまうかな?

今回のプロジェクトでは、我らが師の東城先生にもご協力いただき、子どもたち・お母さま・クリニックスタッフさんからの目線を踏まえた高さや奥行き、ソファとの一体感、安全性など・・・考えて製作いたしました。もともと、木をふんだんに使ったインテリアでやさしい感の病院に、アクアリウムがしっくりときていますので、診療を待っている子どもたちが、今まで以上に喜んでくれることを確信しています。(^-^)


もりの木リニューアルプロジェクト~その2

2010/05/21

さてさて、設置の準備も整い、いよいよ制作の日を迎えました。

今回は、計画段階から、東城先生にご相談、ご指導をいただいておりましたが、制作当日も、お忙しい中、駆けつけてくださいました。

TOJOグループは、日本全国にあるのですが、中央高速で結ばれている山梨という土地柄、なにかあったときなど、すぐ駆けつけてくださいます。そのたび、恵まれている環境に気付かされます。

東城先生の制作を目の当たりに見ることができ、その都度ご指導いただける幸せです。

一段落したところで、茶目っ気ポーズ・・・

こんなお姿を拝見できる幸せもあります(笑)

おおかた出来上がり、照明点灯しますと、いつもながら感動に包まれます。

そして、全景・・・

まずは、カージナルテトラをメンバー先発に任命し、様子を見ながら、お魚の追加を行おうと思っております。高梨院長先生、子どもたちの驚くお顔が、待ちどうしいです。

設置当日ですが、本日のベストショット・・・

まだまだ、進化しますよ~


もりの木こどもクリニック・リニューアルプロジェクト

2010/05/07

1月の初めにご紹介させていただきました、甲府市和戸町の「もりの木こどもクリニック」さま

いよいよ、リニューアルプロジェクトの開始と相成りました。今回のリニューアルでは、予定通り、背合わせのソファーとソファーの間に、アクアリウムを組み込むというものです。

サイズ1800×250×500mmの特注水槽の制作が終わり、無事届きました。アクアリウムの制作の前日に、設置の準備を行います。

仮置きをしてみて、イメージ通りかどうか・・・

サイズもぴったり、イメージ通りで、ワクワク感が増してきます。丁寧に水槽を拭き上げ、フィルターの設置と、底砂を敷きます。今回は、外部フィルターによるろ過方式を選択しました。外部フィルターの運転性能やろ過能力は、申し分ないのですが、パイプやホースが露出してしまい、外観を損ねてしまう欠点があります。今回は、それを補うために、特殊加工をお願いし、細部にまでこだわってみました。

そして、いよいよ水を入れ、明日の制作を待つ形となります。

水漏れや、その他の問題がないことを確認し、設置準備が完了となります。あとは、アクアリウムの完成を待つばかりです。

約2年間頑張ってくれた水槽と、新水槽のツーショット画像・・・完成が楽しみです!


クリスタルタワー竣工!

2010/04/09

いよいよ、タワーに、灯がともります・・・

いつものことですが、すべての準備が整い、完成の一瞬を迎える時、そして、初めてご覧いただいた時の、お客様の表情を拝見できることは、私どもにとっても、喜びです。

今回は、お部屋の角に設置しましたので、2方向から、御覧いただけるレイアウトとなっております。

のち、しばらくして、サンゴたちが、花を咲かせ始めます・・・

そして、陽が暮れ、夜の帳が下りるころ・・・

東城先生が、クリスタルタワーと命名した所以が、ここにあります。

クリスタルタワー第1号、無事、竣工です!


クリスタルタワー完成~その2

2010/04/01

さて、続きまして、サンゴを丁寧にレイアウトしていきます。

サンゴは、主に、光を必要としますので、上のライブロックや、開いた状態のサンゴによって、下のサンゴが陰にならないように、レイアウトしていきます。

そして、レイアウト完成!

同時に、今まで居住していたお魚たちも、お引越しを済ませました。スリムタイプで、いろいろな工夫と苦労もありましたが、やはり、スタイリッシュです。

さらに、もうひと工夫・・・

クリスタルタワーですので、トータルなバランスが必要です。キャノピーという帽子をかぶせて完成です。

通常の水槽に使用するものより、厚めのキャノピーを使用することによって、まさに、タワー感が出ております。さすが、東城先生の1mmの妥協を許さないデザインと言える逸品だと思います。

いよいよ、照明点灯となります。クリスタルタワー竣工編へと続きます。


クリスタルタワー完成~その1

2010/03/26

先日、このブログでご紹介いたしました新開発の「クリスタルタワー」の第1号を、先週、お客様宅へ、無事、お納めしてまいりました。

約2年前、フェイスモデルの淡水魚・水草からご縁をいただき、海水魚仕様を経て、2度目のリニューアルで、このクリスタルタワーサンゴ水槽を設置させていただくことになりました。

このクリスタルタワー水槽は、縦28cm×横28cm×高さ50cmのサイズで、設置場所は最小限で済むのですが、サンゴ水槽には、必要不可欠なクーラーも、キャビネット内に一体化されており、まさに、工夫の粋を集めた逸品となっております。

ただ、水槽幅28cmですので、レイアウトには、技術と工夫が必要です。ライブロックを慎重に選びながら、組み上げていきます。

そして、まずは、ライブロックが組み上がり、クリスタルタワーの土台と骨組みが出来上がりました。

これから、サンゴのレイアウトと、お魚たちを入れていきます。~つづく


神秘の海がある診療所

2010/03/09

早速でございますが、先日の矢崎医院さまの、サンゴプロジェクトドキュメントが完成し、ホームページにUPさせていただきました。

矢崎医院さまリニューアルプロジェクト~神秘の海がある診療所                 http://www.tojo2-yamanashi.jp/casestudy_04.shtml

リニューアル後も順調に推移しております。山梨ももうすぐ桜が開花しますが、こちらは、サンゴが満開です!!